オリジナルTシャツができるまでの流れを簡単にご説明します。
デザインを紙にプリントアウトしたものをTシャツにあて、プリントサイズの確認・調整をします。シルクスクリーンではすべてのサイズに同じ大きさのデザインがプリントされるので様々なサイズを想定したうえで最終のプリントサイズを決定します。定規などでサイズの大きさや位置などをミリ単位で測っていきます。
サイズ確認をもとにデザインされたデータの最終調整をしていきます。 デザインをイラストレーターで作成する一番のメリットは拡大・縮小や位置の修正などがコンピューター上ですべて行えるという点だと言えそうですね。Tシャツ販売だけでなくTシャツのデザインの会社設立も良いですね。
シルクスクリーンでは1色ごとに別々の版が必要になりますので各色ごとにデザインの分解をします。 版代はデザインの大きさによってもまちまちですが、市場の相場はだいたい1版あたり8,000円ほどといったところ。 色数が多ければ多いほどその分の版が必要になり、初期の作成費用が大きくなっていきます。
デザインの最終調整をし、色ごとに分割したものを透明のフィルムにプリントアウトします。 プリントアウトした黒い部分をスクリーン(網戸の目をもっと細かくしたような感じのもの)に焼付けることによって版が完成します。
先ほど透明フィルムにプリントアウトしたものをスクリーンに焼き付けるとこういった状態になります。 白く浮き出て見えるところに無数の穴が開き、この部分からのみインクが通ってTシャツにプリントされます。
Tシャツプリント専用の特殊インクを調合します。 色の調合は実はアナログ。 ベースカラーの色合いや相性によっても色の雰囲気が変わってしまう事がありますので、この作業はプロの「勘」というものが非常に重要になります。
ベースTシャツを専用の台にセットし、ずれないようにしっかりと固定します。 シルクスクリーンプリントは確実な仕上がりが期待できるという大きなメリットがある半面、相応の機材や熟練の技術が必要になってきます。
ベースTシャツを固定した後、その上にシルクスクリーン版をセットして色を入れたい文字・模様の部分をプリントします。 この工程で均一にインクが乗るようにしておかないと乾燥後の色むらの原因となります。 プリント後、丁寧に版をはずして乾燥させます。 この後、インクがしっかりと定着するようにドライヤーを使って乾燥させます。
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2022/12/26 更新